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＜実施体制＞
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事業実施内容
（ⅰ）土佐清水市における取組内容
①－１ モデル地域で重点的に取り組む領域
□ 災害安全
① －２ 拠点校名とモデル地域内の学校数及び学校名
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拠点校名:幡陽小学校（領域：災害安全） 【土佐清水市全域】 小学校 ６校（幡陽小学校、下ノ加江小学校、清水小学校、足摺岬小学校 三崎小学校、下川口小学校） 中学校 １校（清水中学校） 高等学校 １校（清水高等学校） |
② 事業目標
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東日本大震災が発生して７年を迎え、甚大な被害と多くの犠牲者を出した記憶が少しずつ薄らいできている。南海トラフ地震が発生した場合、土佐清水市では、30㎝津波到達時間は10～20分。津波の最大値は15～30ｍと予想されている。 土佐清水市では、全ての学校で防災学習を計画的に進めているが、市内全域の児童生徒の命を守り、地域や保護者を巻き込んだ防災体制はまだまだ不十分である。 そこで、拠点校である幡陽小学校において、先進的・実践的な防災教育の手法や地域の連携の在り方等を研究し、実践委員会を中心に、かつての拠点校や地域の方々の助言を仰ぎながら取組を充実させていく。さらに、市内の人々が自らの命を守れるよう、児童からの地域や市内全域へと情報発信ができる体制を整える。 本市としては、市内全域の全ての学校において防災教育を５時間以上実施することを基本とし、拠点校の取組成果を普及させていく推進体制を構築し、防災教育の一層の推進を図る。 |
③事業実施体制
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＜実施体制＞
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事業概要
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【拠点校の取組】 実践的な取組を実施する学校名：土佐清水市立幡陽小学校 ○テーマ ： 「自ら判断し主体的に行動できる子どもの育成」 ○重点目標： 「自分の命を守る」「知識を備え判断する」「率先避難する」の三つの力の育成 拠点校である幡陽小学校は、市街地郊外の高台にある耐震された校舎と、耐震のない体育館を有している。児童の過半数は津波浸水地域に自宅があり、これまでの避難訓練や安全教育により、津波を含む震災に対する意識はあるものの、地域や保護者を含めて防災意識や防災力がまだまだ高いとはいえない。 そこで、実践委員会を組織し、地域の実情を踏まえた具体的な行動計画を作成する。拠点校が高台にあるため、地震等があった場合、学校が避難場所となる。学校での防災教育とともに、地域を含む防災意識や防災力を向上させるため、拠点校において地域と連携した防災教育を展開していく。 拠点校の具体的な取組としては、次のとおりである。 ①実践委員会を組織し、具体的な行動計画を作成する。 ②児童・保護者の防災への意識調査を行い、課題を明らかにして防災意識の向上を図る。 ③児童が主体的に行動し、正しく判断が出来るように様々な場面を想定した避難訓練を実施する。 ④有識者の指導・助言を受け、地域の実情に合った防災教育を行う。（防災に関する知識・理解等） ⑤地域との合同避難訓練を実施する。 ⑥学年で「地震・津波・率先避難」を中心とした防災に関する研究授業を実施する。 ⑦防災教育研究発表会及び講演会を開催し、防災教育の啓発・普及を図る。 【市内への普及】 拠点校の取組成果を、市内の学校に普及する推進体制を構築する。 ⑧各校の中核教員は、拠点校の指導計画へ支援を行う。実践委員会で持ち寄った防災教育の実践内容を互いが共通認識できるようにする。 ⑨事業終了後も、継続して防災教育が実施できるよう「学校安全計画」及び「防災教育年間指導計画」を市内の学校間で情報交換し、教科横断的な視点で系統的・体系的に整備する。 |
⑤事業の実施計画
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実施時期 |
土佐清水市教育委員会 の取組 |
拠点校（幡陽小学校） の取組 |
市内共通の取組 |
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４月 |
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校内研（事業の趣旨、研修と実施計画の確認） 保護者への説明（事業への理解と協力要請等） 第1回避難訓練（津波避難タワー） |
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５月 |
取組状況調査アンケート①の実施（市内各校へ） |
取組状況調査アンケート①の回答 |
取組状況調査アンケート①の回答 |
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６月 |
第１回推進委員会（県主催）への参加（県の取組の方向性の確認・他市町村と情報交換） 拠点校の公開授業の案内 |
第２回避難訓練（休み時間） 参観日（災害伝言ダイヤル171実習） 第１回推進委員会（県主催）への参加（県の取組の方向性の確認・他拠点校と情報交換） 公開授業（3・4年）の実施 |
拠点校の公開授業への参加 |
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７月 |
学校間の系統性を意識した学校安全計画や年間指導計画についての検討会の開催 学校防災アドバイザーの派遣（足摺岬小学校） 第１回実践的防災教育推進委員会への開催（事業の方向性や実施内容、中核教員の役割確認） 拠点校の公開授業の案内 防災教育研修会（西部地区）への参加の働きかけ |
開かれた学校推進委員会① 学校間の系統性を意識した学校安全計画や年間指導計画についての検討会の参加 防災教育（大木先生招聘） 救急法実習 教職員研修の実施 第１回実践的防災教育推進委員会への参加（取組計画報告） 公開授業（1・2年）の実施 防災教育研修会（西部地区）への参加 |
学校間の系統性を意識した学校安全計画や年間指導計画についての検討会の参加 第１回実践的防災教育推進委員会への参加（各学校の取組の共有・拠点校への助言） 拠点校の公開授業への参加 防災教育研修会（西部地区）への参加 |
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８月 |
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中核教員の研修会の参加 |
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９月 |
学校防災アドバイザーの派遣（下川口小学校） |
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10月 |
拠点校の公開授業の案内 |
公開授業（５・６年）の実施 防災教育 授業研 |
拠点校の公開授業への参加 |
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11月 |
県下一斉避難訓練（参加への呼び掛け） 実践的防災教育推進事業 研究発表会の参加案内 |
県下一斉避難訓練（参加への呼び掛け） 第３回避難訓練校外（イベント時か下校時） 実践的防災教育推進事業 研究発表会の開催（大木先生招聘） |
県下一斉避難訓練（参加への呼び掛け） 実践的防災教育推進事業 研究発表会の参加 |
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12月 |
第２回推進委員会（県主催）への参加（事業成果報告・他市町村と情報交換） 取組状況調査アンケート②の実施（市内各校へ） |
第２回推進委員会（県主催）への参加（取組成果報告・他拠点校と情報交換） 起震車体験 取組状況調査アンケート②の回答 |
取組状況調査アンケート②の回答 |
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１月 |
第２回実践的防災教育実践委員会の開催（事業の検証） |
第２回実践的防災教育実践委員会への参加（取組成果の発表、次年度に向けて） 防災意識アンケート② |
第２回実践的防災教育実践委員会への参加（取組成果の共有、次年度に向けて） 防災意識アンケート② |
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２月 |
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第４回避難訓練（火災時） |
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３月 |
「学校安全計画」「危機管理マニュアル」の改善の働きかけ |
開かれた学校推進委員会② 「学校安全計画」「危機管理マニュアル」の改善 |
「学校安全計画」「危機管理マニュアル」の改善 |